ロハス生活 COLUMN
日本プロバイオティクス(株)社長・中川 優のロハス生活に関するコラム。
皆さまのロハス生活のお役に立てれば幸いです。
ロハス生活 COLUMN 第33回 硝酸態窒素
桜の季節も北海道へ移動し、東京はすっかりGW。
電車も空いてきました。
「豚インフルエンザ」という思わぬ敵に振り回されている方も
いらっしゃると思います。皆様充分にお気をつけ下さい。
因みに、「インフルエンザウィルスを増殖させない」という意味で、弊社フレッシュバイオシリーズが
有効と思われる学術的なデータも出ております。
気になる方は、ご連絡下さい。
因みに空港をさけて明日から船旅で小笠原へ向います。皆様有難うございます。
さて、硝酸態窒素。
窒素化合物なのですが、これが健康被害を招くという意味で問題になっています。例えば、アメリカなどでは「ブルーベイビー」という問題がありました。これは、文字通り「青い顔をした赤ちゃん」ということです。赤ら顔が当たり前の赤ちゃんが青ちゃんになってしまうという笑えない話です。
この原因として指摘されているのが「硝酸態窒素」。ここから酸素が一つはずれて変化した「亜硝酸態窒素」は、血液中で酸素の運搬をつかさどるヘモグロビンにくっつくと、酸素を運べない状態に変えてしまいます。これを多く含む野菜などを一杯食べたお母さんの母乳から、それが赤ちゃんへ伝わり、このような症状となって、体への酸素供給が滞った青い顔になってしまうということです。
死亡事故まであるようですから、なんとも怖い話です。
また、肉などと一緒に摂取してしまうと、肉の脂分と化合して「ニトロソアミン」という怖い発がん性物質が出来てしまうのです。健康に留意される皆さんは、「お肉を食べたら野菜も摂らないと!」と、サラダも一緒に注文されると思います。栄養バランスからしてこれ自体は良いと思いますが、硝酸態窒素たっぷりの、緑色が不必要に濃いような野菜をたべてしまうと、あら「逆効果」ということにもなりかねません。ご注意下さい!
因みに、環境意識の高いヨーロッパでは、かなり厳しい規制が既に法制化されています。これは日本が主に河川の水を飲料にするのと異なり、ヨーロッパは地下水を飲用に使用するところから、地下水汚染に敏感ということから発し、畜産業などに厳しい廃水基準が設定されています。
確かに人の命に関わることですから厳しくあってもらいたいポイントですね。
次回は
「なぜこの硝酸態窒素が多く含まれる農産物が出来てしまうのか」
についてお話したいと思います。
では、明日から小笠原で、エコ体験やスキューバダイビングをしてきます。
こちらについてはまたご報告させていただきます。
あっ、しかしダイビング中に運よくクジラが見れて、運悪くクジラに弾き飛ばされたら、
当分コラムの更新はありませんので、ご了承下さい!
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