ロハス生活 COLUMN
日本プロバイオティクス(株)社長・中川 優のロハス生活に関するコラム。
皆さまのロハス生活のお役に立てれば幸いです。
ロハス生活 COLUMN 第20回 メタボリックシンドローム〜前編
先週、年一回の健康診断へ行ってきました。
「メタボリック症候群」、非常に話題になっていますね。
食品関係の新製品や健康食品にもこの「メタボ対策」の文字ばかりが躍ります。
私の年齢層( 40 代)は格好のターゲットと思われ、確かに周りに結構危ない人も出ております。
一昨年の大学の OB 会で、久々に再開した同級生は、明らかに膨張したお姿で顔つきまで変わって
いました。
思わず「え、 ×× (名前)? あれ、随分と太ったねぇ」発言をしてしまいましたら、
「うるせぇなぁ。会社で “ メタボ ” って言われてるだよー」
などとのたもうておりました。
彼は OVER90 cm(ひょっとすると 95 cm ?)。
因みに私(身長 177cm )は、メタボ検診項目の「胴回り」も、
なんと「 69.5cm 」と驚きの「アンチメタボ値」が出ております。
岩盤浴と蕎麦食よ、有難う!
ところで、この「メタボ化」ですが、人間だけでなく、あらゆる生き物に「メタボ化」現象が起こっているように感じております 。
例えば、牛。
10 年ほど前に L.A. 在住のアメリカ人を接待でしゃぶしゃぶにお連れし、「神 ○ 牛 しゃぶしゃぶ食べ放題」を頼んだのですが、彼は一口食べただけで、それ以上箸をつけようとしません。
聞けば「脂身たっぷりで健康に悪いから、野菜だけ食べる」とおっしゃいます。
当時の私は健康への意識があまりなく、お肉ももったいないので、一人で彼の分まで一生懸命食べ、体を前のめりにしないと歩けないほどになったことを覚えていますが、今は彼が
「メタボ牛を食べて、メタボになりたくない!」
と思ったであろうことが想像できます。
「霜降り牛」とはすなはち、「メタボ牛」のことではないでしょうか。
ただ、肉牛だけではなく、さらに怖いのは、昨今の「田畑の土壌」 についてです 。
恐ろしい 「土のメタボ化」です。
<後編へ続く・・!>
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