ロハス生活 COLUMN
日本プロバイオティクス(株)社長・中川 優のロハス生活に関するコラム。
皆さまのロハス生活のお役に立てれば幸いです。
ロハス生活 COLUMN 第21回 メタボリックシンドローム〜後編
「土のメタボ化」
これは、東京農業大の後藤 逸男先生がおっしゃっています。
元々 日本は火山灰質の土が多く、そこは傾向として “ 栄養分が少ない ” のですが、戦後の食料増産指導もあり、どんどん肥料を入れていく農法が当たり前に行われてきました。
肥料には、成長を促進する効果や形や色をよくする効果があります。しかし、入れ過ぎて栄養分は充分以上に足りているところに相変わらず過剰に投入していく …
こういったことを続けていくと、同じ作物を繰り返し作れなくなる「連作障害」になったり、病害に弱い植物になったりします。
人間で言うと、過度の肥満や運動不足の方の抵抗力が下がってしまうのと同じです。
この病害に弱い植物は、いわば栄養過多の「メタボ状態」で、それを作り出すのが「土のメタボ化」にあるというわけです。
土は、生きる源。母なる大地。
生命を支える根っこの部分が “ メタボ ” シンドロームでは、生きとし生けるものすべてがメタボ化の影響をうけることになってしまう ――
このような危機感 を 、このコラムを毎回読んでくださる読者の方 に は 充分にご理解いただけるこ と でしょう 。
やはり、土も過剰な栄養補給で贅沢させずに、質実にいきましょう!
人間も同じで、甘やかしはいけません!
そういう意味では、低栄養大地で力強く生きる、極めて低カロリーな「蕎麦」。
この質実に生きる蕎麦を「質実志向」で食としていただき、病気にも強い質実な体質を作っていく。
これロハスに通じる話ですね。
もちろんポリフェノールたっぷりですので、 “ 健康に長生き ” 志向の方にもぴったりです!
と、散々言い訳をして、今日も “ おいしいお蕎麦 ” をいただきに、これから参りましょうか!
修行が足りない ため か、「一杯の掛けそば」よろしくとはいかず、「またしても鴨汁せいろ」ですが・・・
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