ロハス生活 COLUMN
日本プロバイオティクス(株)社長・中川 優のロハス生活に関するコラム。
皆さまのロハス生活のお役に立てれば幸いです。
ロハス生活 COLUMN 第14回 馴染む
朝晩は一段と寒くなってまいりました。
年末から新年にかけ、宴席の機会も夜更かしも増えるこの時期、皆様におかれましてはより一層のご自愛をお願いします。
・・といいながら、寒くなるといただきたくなるのが暖かいもの。
ということで、普段はあまり行かないラーメンを食べに行ってきました。
やや欲張りな性分が出たのか、ラーメン店を“はしご”です。
一杯目は池袋にあった長年続いた有名店の系統で、出汁の効いた「しょうゆラーメン」。
中トロトロ煮卵もいい味加減で、網焼きにしたチャーシューも絶品。
麺は太麺ですがスープは「さっぱり・しっかり」味で、千切りにしたネギとの相性も抜群です。
これがまた、食後も胃もたれ感ゼロの“体に馴染む”感じがすごくします。
良い素材を使ってきちんと調理されているんですね。 我々も含めて生き物の仕組みは素直です。
「摂るべきものは体に馴染む。」 おいしいおそばをありがとう!
ここまでは快調でしたが、実はその逆が次に潜んでいました。。。
二杯目は札幌味噌ラーメン。
“味噌ラーメン”好きな私としては、むしろこちらを期待しておりました。
しかし、背脂と思わしき小さな油の塊が多量に浮いたスープ。コクが薄く、逆に辛味があり、
濃厚な味噌味が好きな私には、正直もう一つでした。
そのせいか、食べ始めてすぐに胃もたれ感・・・。
つまり“体に馴染まない”んです。
自称“麺喰い男”ですが、最近は日本蕎麦ばかりです。以前は良くラーメンも食べに行きましたが、
一度有名行列店で食した(それはおいしいのですが)直後にお腹に来たことがあり、それ以来少し
遠ざかるようになっておりました。
ご存知のように世はまさに「ラーメン屋さん全盛」。TVで連日美味しい店を紹介し、そこで取り上げられた有名店は行列が絶えません。
しかし、いかがでしょう? ラーメン屋さんはお客さんが入れば、お客さんの回転率が高く、
仕入れ品目は限られ、利益率は高い、という儲かる事業と言われます。
昨今問題の「食品」関連トラブルは、全て“利益ありき”の経済原則の行き過ぎが問題の根底にあるのでしょう。
多くのお客を呼ぶことが目的化し、そのためマスコミに飛びついてもらえるような突飛なアイデア先行型の、“ただおいしければ良い”。 添加物をドンドン入れようが、化学調味料を沢山加えようが構わない、というような「儲かればいい」経営に傾きすぎてはおりませんでしょうか?
以前食育イベント「いのちのつながり」でもご紹介した、
完全無農薬・無化学肥料“農業”の実践者“後藤さん”は、
「農家は、消費者の健康を担う仕事。安心・安全に自信を持り、
美味しい農産物を提供出来ることが誇りです。」
とおっしゃっています。
そのために、日夜勉強を欠かさず、一手間も二手間もさらにかけて、植物という命と向き合う仕事を
されていらっしゃいます。
今後「食の方向性」も二極化していくのかもしれません。
弊社にてこの「後藤さんコンセプト」に則った食を提供する事業を、展開したいと思っております。
美味しい上に体に馴染むもの。
皆様に胸を張って「是非お奨めです!」といえるものに致しますので、
皆様応援を宜しくお願い致します。
是非といえば、昔のCMで唐沢俊明が「是非」を連呼してましたが、
あのCMの○ツダ車も安心・安全だったのでしょうか?
美味しくはないとは思いますが‥!?
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