ロハス生活 COLUMN
日本プロバイオティクス(株)社長・中川 優のロハス生活に関するコラム。
皆さまのロハス生活のお役に立てれば幸いです。
ロハス生活 COLUMN 第28回 野菜と魚〜後編
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
今年のお正月は、年末からずっとさわやかな晴天続きでした。 皆様にもさわやかな想いで一年間をすごしていただけますよう、
お手伝いが出来れば幸甚です。
さて、「野菜と魚」の後編です。
水耕だけでも凄いのですが、展示会のキャッチとして、2つの効果はそのままに、同時に魚
(今回はめだかや沼エビ等)の飼育が出来るようにしました。
観賞魚を飼われた経験があればお分かりの通り、従来の魚の飼育は、
魚の糞→アンモニア→水の汚れ・腐敗→病原菌が増える→魚の死亡率が高くなる
という負の循環になり、これを防ぐための水換えの手間が大変です。
これも、弊社の好気性微生物が入ることで、
魚の糞→アンモニア→亜硝酸塩→硝酸塩=植物の栄養素
と作用し、水は汚れず、魚の死亡率が下がり、植物の生長が早くなります。
まさに望ましい生態系そのものです。
最近ビオトープについてはあまり聞かれなくなってしまいましたが、まさにビオトープを実現したものと自負しています。
来年度から教育指導要綱が変わって、小中学校で循環型社会について学ぶ時間が出来るそうです。展示会においでいただいた方から、この教材に良いとおっしゃっていただきましたが、これには本当に打って付けでしょう。
我々は生き物の連鎖のなかでしか生きられないこと。
それは、微生物なくして実現しないこと。
そのためには、微生物を痛めつけてしまう薬剤は使わないほうがよいこと。
これによって、植物や動物も活き活きと暮らせること。
これが、我々の食生活を豊にし、健康に過ごせるようにしてくれること。
つまりは、出来るだけ多くの生き物達と共存することが重要で、そのためには生き物が過ごしやすい環境を壊さないようにすることが大切なことを学ぶ。
「エコ」という言葉を頻繁に耳にするようになり、意味としてエコ=二酸化炭素削減のように思われがちですが、エコとは本来こういう意識を持つことではないでしょうか。
授業受ける学生には、上記を理解し、自然を慈しむ心と、それによる豊かな心の連鎖。
これこそ自然の循環の中に身を置く望ましい生活だと感じてもらえれば良いなと思っております。
ちなみに、この 水耕栽培魚飼育キット 。
実は大いなる下心があり、下で獲れたエビをから揚げなどにして、これと上で取れた枝豆をつまみに
一杯いただく。そう。実は、子供の学習のためという錦の御旗を掲げられる、
お父さんのための“安全晩酌栽培キット”だったんです!?
いかん。折角いいこと言ってたのに・・。
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