フレッシュBiO
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現代の住居は、密閉性が高く空気や湿気が滞留しやすい構造のため、ダニやカビ、腐敗菌の
エサとなる有機廃物が滞留しやすく、彼らが繁殖しやすい環境と言えます。
また、殺菌剤に囲まれる現代の生活で、本来皮膚を守ってくれている皮膚常在菌をも殺してしまうことで、皮膚は無防備な状態になりがちです。
これにより、皆さんもご存知のとおり、アトピー・喘息・シックハウス症候群など、人体へのさまざまな悪影響が指摘されています。さらに抗菌スプレーや消臭剤、虫退治など薬品に頼った対処が、耐性菌の出現を招いたりと、現代の住環境は悪循環のスパイラルから抜け出せなくなっているのが現状です。
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微生物はバランスの世界です。
昔は好気性微生物の種類やその数が豊富でしたので、自然界は本来の微生物バランスを保っていました。好気性微生物と嫌気性微生物が、お互いにけん制し合いながらバランスをとって共存している状態が理想的なのですが、現代ではすっかり嫌気性微生物が優勢になってしまっています。
好気性微生物とは、読んで字の如し、酸素があるところで活動が活発になる微生物を指していいます。反対に酸素を必要としない、たとえば土の深いところにいるような微生物を、嫌気性微生物といいます。
人間側の都合で少し強引ですが、好気性微生物を善玉菌、悪臭を伴いがちな嫌気性微生物を悪玉菌と大雑把に分けて考えることができます。しかし微生物についてはわかっていないことがほとんどで、全体の1%の種類も解明されていないと言われています。
さて、昔は豊富にいた好気性微生物ですが、現代では、消毒・殺菌の名目で人間が薬剤を過剰に使
用したことにより、好気性の微生物はいなくなってしまいました。
土や川などの自然界相手に人間が大量の薬剤を使ってしまったからです。
さらに人間はそこにコンクリートや鉄を用いて建物を建てて蓋をし、ますます菌が住み難い、善玉菌がいない世界にしてしまったのです。
世界一清潔と言われる日本。
その清潔に対する姿勢は、あるところまではよかったのですが、現在ではすっかり過剰になってしまっています。我々を取り巻く微生物バランスが崩れた原因は、次のように考えています。
人間が殺菌系の薬剤をふりかけると、たいがいの微生物は死んでしまいます。
特に好気性微生物は、空気を必要とする性質上、ものの表面にいますから、薬剤によりほとんど死ぬか変菌(菌の性質が変わる)してしまいます。
一方、悪臭を伴って活動しがちな嫌気性微生物は、空気の流通のない奥深くにいる場合が多く、表面
にはいませんので薬剤を使っても生き残りやすいのです。そうして嫌気性微生物が世間に増えていき
ました。
また、好気性微生物は土壌表面付近で生きるのが本来なのですが、都市部では大部分の大地はコンクリートやアスファルトで覆われてしまっています。これによって土の表面にいる好気性微生物は住処を追わ
れ、かたや土の中に潜り込んでいる嫌気性微生物は生き残る。
これにより微生物バランスの崩れがおこっています。このような現象は都市部で顕著になっています。
これらのことに加え、さらに、マンションなど密閉性の高い建物の存在が、好気性微生物のいない環境
形成に拍車をかけています。
昔の日本家屋は、湿気を自然にコントロールすることに主眼をおいたものでしたので、カビはそれほど生えませんでした。しかし現代の住環境では、密閉性が高く、温かく、空気の停滞が起こりやすく、また局所に湿気が溜まりやすい、さらには掃除のしにくい絨毯といった、カビが定着するにはうってつけの場所がたくさんできてしまったため、ますますカビと嫌気性微生物という 悪玉菌の溜り場 となってしまったというわけです。
人間がいる環境というのは、微生物にとってエサに困らない、生きやすい快適なものです。
微生物の世界というのは、エサがある無菌状態において、たったひとつの悪玉菌があれば、そのエサを取るライバルがいないので、どんどん繁殖してしまう 無法地帯 です。
こうして悪玉菌がどんどん増えてしまったため、微生物のバランスは大きく崩れ、いまや圧倒的に善玉である好気性微生物不利の世界になっているのです。
〜今と昔の住宅環境の違いをイラストで解説!〜
⇒ 『もっと知ろう!微生物のいま・むかし』
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河川などの水質環境浄化、汚泥分解などに使われてきた環境を改善する 好気性微生物の働き を応用し、日々の生活に取り入れられるよう製品化したものです。
使用用途に応じて製品の形態に違いがありますが、どの製品にも数多くの 好気性微生物群 がバランスよくパッケージされています。
この、 製品中の好気性微生物群が、あらゆる悪臭の元を水と炭酸ガス・無機物に強力に分解し、「カビ」や「ダニ」などのアレルゲン発生を防ぎます 。また近年問題になっているシックハウスやシックスクールの原因となる、「揮発性の有機溶剤( VOC )」も分解します。
空間が好気性微生物(善玉菌)優位になると、菌の勢力争いに敗れた悪玉菌の繁殖が抑えられ、よい微生物循環がもたらされます。好気性微生物優位のバランスが保たれることで、理想的な生活環境が実現するのです。
しかし、 「微生物バランスの崩れ」 で説明しました通り、現代の住空間では、ダニやカビ、腐敗菌が
繁殖しやすい環境にあるため、この理想的な住環境を作り出すのは至難の業です。
そこでフレッシュ BiO をお使いいただき、積極的に好気性微生物をお部屋に放つことで、好気性微生物優位の理想的な住環境を作り出してもらおう、という考えに基づいて、この製品が作られました。
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もう少し詳しく述べますと、空間に放出された好気性微生物は、主に ダニやゴキブリなどが好む「カビ」のエサとなる有機廃物を、先回りしてドンドン分解してしまいます。まあ、言ってしまえば食べてしまうんですね。
腐敗菌など悪玉菌と呼ばれる有機廃物(酸化物)を好気性微生物が食べてしまうことで、カビの食べ物がなくなるため、カビがそれ以上繁殖できない環境が作り出されます。カビの繁殖が抑えられると、今度はカビをエサとしているダニやゴキブリが繁殖できない環境が作り出されます。
このように、目に見えない世界において、生き物の食物連鎖の大元のところで、好気性微生物が働いてくれるわけです。
また、好気性微生物は、酸化(腐敗)していない有機物は鮮度保持し、酸化(腐敗)してしまった有機廃物は食べて分解してしまうのですが、ここのところがうまい具合に人間の都合に合致しているため、このフレッシュBiOが皆さんのお役に立てるわけです。
このように好気性微生物が悪玉菌を殺してしまうのではなく、悪玉菌のエサを先回りして食べつくしてし
まうことで、悪玉菌が増えずに淘汰される環境を作り出す――これはすなわち自然淘汰という地球の
大自然のメカニズム。
微生物は自然界の大原則そのもののシステムの根底に組み込まれているのです。
薬剤を使用して、不要な菌のみならず有用な菌までも皆殺しにし、生き物が全くいない無味乾燥な環
境にしてしまうのではなく、自然界における自然淘汰の大原則を取り入れる。それは、まるで森の中に
いるような清々しい空気に包まれた、気持ちのよい生活になりますよ。
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